手を合わす女性

気軽に書ける

普通方式で、遺言作成を行う際に自筆証書遺言というものがあります。自筆証書遺言は、紙とペンがあれば気軽に書いて遺言を残すことが可能なのです。自筆証書遺言に押されている印鑑も拇印で認めれたケースは過去にありますが、できれば実印で捺印を押すことがいいでしょう。また、自筆証書遺言を書く際に、弁護士や司法書士といった立会人も必要はありません。そのため、紙とペンがあれば遺言が残せるといえるのです。

自筆証書遺言で遺言作成を行う際に、どのような紙でも基本的には問題ありません。A4やA5などといった大きさの種類もありません。ノートを使って遺言を作成するにも問題はありません。書き方に問題がなければ、法律的に無効にする理由もないので遺言の文章全てを自分自身の直筆で書き、日付、指名、印鑑の忘れがなければ、遺言書として機能するのです。ただし、遺言書として長い期間保存する必要性があります。そのため、耐久性の高い紙でないと長い期間保存ができないので、その点では紙を選ぶ必要があるかもしれません。また、書くときのペンも特に決まりはありません。ボールペン、万年筆であってもいいのです。さらには、赤や青といった色がついたボールペンで記入しても問題ありません。しかし、最近多く利用されるようになった消せるボールペンや鉛筆、シャーペンは避ける必要があります。変造といって遺言作成者以外の人が内容を書き換えたり、数字などを付け加えたりを防ぐため文字を消せるボールペンや鉛筆の使用は避ける必要があります。消せる以外にも、同じペンで最後まで書く必要があります。後で記入や付け加えたと疑われないようにも同じペンや同じ色のペンで書く必要があります。